エンゲージメント経営コンサルティング【ツナグ|TUNAG】

case-study

導入事例

「ただ感謝を伝え合うだけではブレてしまう」
行動指針に沿った行動を称賛する“コンパスカード”運用事例

▼POINT
■ 【課題】「社内制度」がまとまっておらず煩雑な状態だった
■ 【課題】組織を良くするための行動の基準が曖昧だった
■【運用】行動指針に沿った行動を称賛する「コンパスカード」の運用
■【効果】行動指針に沿った行動の見える化と行動指針の浸透

「旅で世界を、もっと素敵に」をビジョンに掲げる株式会社TABIPPO様。旅を軸にしながらメディア事業、イベント事業など多数の事業を展開されています。

TUNAG導入前から、従業員同士がフラットにコミュニケーションをとれる組織づくりを行われていたのですが、従業員が増えるに連れ、ビジョンの浸透、体現についてより見える化をして取り組まなければならないと感じておられました。

現在「感謝を贈り合う」取り組みをされている企業が増えており、そのようなサービスも出ている中、ただ感謝を伝え合うだけになる現状に疑問を感じ、「ビジョン」「行動指針」の浸透を目的に取り組みを改善されました。TUNAGを導入した背景や、その運用内容についてお話を伺いました。

会社名:株式会社TABIPPO
従業員規模:〜50名
事業内容:「旅」を軸にしたイベント事業、メディア事業、マーケティング事業など
会社HP:http://inc.tabippo.net/

課題に感じていたこと

「社内制度」が一覧になっておらず煩雑な状態だった

~TUNAG導入前に課題に感じられていたことを伺えますでしょうか?〜

浦川様(以下敬称略):もともと「組織づくりが大事」という認識はあり、制度や施策を運用していました。ですが、「あれこの制度って何だっけ?」といちいち確認したり、一覧にまとまっていなかったりと、煩雑になっていたんですよね。

まだ小さいベンチャー企業ですので、取り組みも「どんどん変えていこう」と思っていましたが、そもそも取り組みがどういう状態かが分からなくて。

〜「煩雑な状態で見えづらかった」というところを具体的に伺ってもよいでしょうか?〜

浦川:書籍の購入補助制度やペアランチ制度のような福利厚生制度、旅に関わるサービスの利用補助などの制度がありましたが、「どうやって申請するんですか?」という状態で。他にも、業務に関わる会議の議事録、週報も情報が探しづらく。

組織を良くするための行動の基準が曖昧だった

〜導入されたのは2018年ですが、エンゲージメントについてはどうお考えでしたか?〜

浦川:「組織を良くしたいよね」というところはみんな同意しているのですが、ただ、その「良くしたいよね」の解釈が人それぞれで。どう良くしていくのか、その行動の基準がはっきりしていないので、ただの仲良しこよしになっていたり、居心地がいいだけになっていたり……。

そういう点で「エンゲージメント」という概念を入れてズレないようにしたいと思っていました。

TUNAGを導入した理由

社内制度利用のデータが可視化され、人の動きが分かる

〜TUNAGを導入した理由について伺えますでしょうか?〜

浦川:TUNAGを導入している別の企業の方からおすすめしてもらい、提案を聞きました。その時は特に何かツールを入れたいとか、比較検討していたわけではなかったです。「社内制度の見える化」というだけでなく、利用データがとれる点がいいなと思いました。

組織や人の動きは定量化しづらいので、そこを可視化しやすくなるのはプラスに感じたところです。

社内制度を「実行」できるプラットフォームである

〜エンゲージメントに関わるサービスは他にもあると思いますが、TUNAGと他の違いで良いと思ったところはどこでしょうか?〜

浦川:エンゲージメントに関連するサービスはいくつかありますよね。組織診断サービスですとか。ただ、僕たちは先程お話したように、「社内制度の見える化」を行い、“実行”できるプラットフォームがいいなと思っていたんです。

それができるサービスはTUNAG以外に無く。TUNAGではさらにカスタマイズもできて、社内制度を自由に運用できるので導入を決めました。

サンクスカードの取り組みから、行動指針浸透のための大きな改善へ

ただ感謝を伝え合うだけでは、行動指針の浸透はできない

〜実際の運用について伺いたいのですが、「コンパスカード」の取り組みがとても印象的です。感謝を伝え合うサンクスカードも運用されていますが、コンパスカードも並行して運用されている経緯などを伺えますでしょうか?〜

※コンパスカード・・・TABIPPO様の業務の中で定めている「行動指針」に沿った行動をした人を称賛するときに贈るカード。

浦川:最初は感謝を贈り合う「サンクスカード」を運用していました。感謝したり褒めたりする空気ができたのはとてもいいことなんですが、投稿された内容を見ていると、かなり細かい内容で。

「それってここまでフィーチャーされるような行動だろうか」と思うようになり。であれば、会社の「行動指針」に沿った行動をちゃんと褒められるようにしたいね、ということで、「コンパスカード」が生まれました。

〜すぐコンパスカードの運用はスタートされたのですか?〜

浦川:すぐですね。1ヶ月以内で運用にもすぐに乗りました。最初は私や代表、課題を持った人が中心となってコンパスカードを送るようにしていきました。

サンクスカードもそうですが、カードのいいところって、相互のコミュニケーションが生まれる点ですよね。自分がもらったら他の人にも送りたくなりますし。

ですので、最初は色々な人の行動を見てカードを贈るようにしました。周りの人にお願いせずとも、自主的に始まり、広まっていきましたね。

※実際のコンパスカードの画面の一部。こちらは学生の方が積極的にやりとりしています。

行動指針に対する行動状況を360度評価の参考に

浦川:TUNAGでは、誰が誰に何枚送ったかを可視化できるのがいいですよね。僕自身エクセルにデータを出して分析するのが好きなので、どういったコミュニケーションになっているのかを見ていました。

ランキングを出して、全社会議で発表することもあります。また、360度評価を行っているので、みんなでメンバーについてシートを入力することがあるのですが、「コンパスカードを振り返り、評価の参考にしてみてください」と伝えています。

すると、「コンパスカードを送ってやりとりしていないと、評価できないね」という雰囲気ができてきました。

TUNAG導入後の効果

どんな行動が「行動指針」に合っているのかが分かり、相互のコミュニケーションが生まれる

〜コンパスカードをTUNAGで運用された効果はいかがですか?〜

浦川:行動指針を浸透・定着させるということは、どの会社さんも考えていることだと思います。ただ、「じゃあ、どうやって浸透させるのか?」というところは、すごく難しいじゃないですか。

ただ「これが行動指針です」と掲げるだけではダメで。その解決法の一つとして、コンパスカードを実施するのはシンプルでわかりやすいと思います。

「この行動は、行動指針に沿っている行動で、素晴らしいですね」ということが見える化され、相互のコミュニケーションが生まれますし。TUNAGはデータで集計できますし。

〜特にTABIPPOさんは管理画面にアクセスできる人も多く、運用自体もオープンにされていますよね〜

浦川:そうですね、TUNAGの利用データにアクセスできる人が多いからか、週報を提出する時など、「自分はこんなコンパスカードもらいました」ということを定量データと共に振り返って報告してくれています。

行動指針も大きく変えたタイミングがあったのですが、もともと日々の業務の改善や仮説を立てて実行することが好きな人が多いので、社内制度の運用は自主的に進んでいます。

活発に利用されているからこそ、コンパスカードでいえば、「この行動指針に沿った行動はこういう時なんだな」という認識が深まっているんじゃないかと思います。

今後行っていきたいこと

ビジョンドリブンな会社づくり

〜ちょうど今、コーポレートブランドのリブランディングなど大きな動きをとられていますが、今後はどうTUNAGを活用していきたいですか?〜

浦川:TUNAGのタイムラインの表現は大事だと思っています。投稿される内容によって、カジュアルになりすぎたり重くなりすぎたりしてしまうので。

会社として伝えたい情報をしっかり前に出したり、「情報の重みのコントロール」はしたいと思っています。実際、TUNAGに投稿される「週報」は、がっつりメンバーの考えや想い、悩みや成果などが書かれているのでみんなよく見ているんです。

そういう、メンバー自分自身で思っていることを表現した文章には、普段「数字などで表現できないもの」が載っているじゃないですか。そういう情報がもっと載っているようにしたいですね。

今大きく人事戦略や組織のあり方から考えていますが、そこから落としていって、「TUNAGでできることは何か」という順番で今検討しています。

短期的な視点で「これやったほうがいいんじゃないか」っていうやり方で社内制度を作るのではなく、中長期的な視点で会社の掲げるビジョンから落として設計していきたいなと思っています。

〜そういう意味ですと、TUNAGは社内制度の実行や改善が気軽に行えるので、情報の出し方だけでなく、出した結果どうだったかも踏まえて試しやすいですよね〜

浦川:TUNAGのいいところは、コンサルタントの方が伴走して支援してくれるところですよね。うまくいくか不安な時、社内で施策を提案したい時に事例などを伺うことができるので。

提案をもらうことで、「だったらちょっとやってみようかな」って思うこともありますし。僕らの会社はこれから拡大していくので、今は見えていないけど、「このくらいの規模になるとこういう課題が出てきそうです」などと言ってもらえると助かりますね。

一緒に自社のことを考えて、今の会社の状況を理解してくれている人が提案してくれるので、相談できて頼れる味方ができるという点でおすすめですね。ときにはコンサルタントの方のせいにしながら(笑)

〜浦川様、お話ありがとうございました!TABIPPO様では、TABIPPOが生まれてから10周年をむかえ、応援された方へのメッセージを込めた記念サイトを立ち上げられています。ビジョンの見直しや、会社や組織に対する価値観について、参考になるサイトとなっています。〜

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