エンゲージメント経営コンサルティング【ツナグ|TUNAG】

case-study

導入事例

「感情」を伝え合うことが次につながる。
称賛文化が浸透し、お客様への意識も向上した取り組み

▼POINT
■ 【課題】従業員の「感情」のやりとりを促進したい
■ 【課題】離職・定着対策を行いたい
■【運用】想い・考えが分かる「日報」運用
■【運用】サンキューレターを紙からTUNAGへ移行
■【効果】従業員の努力や成長が見えるように
■【効果】社内外へ「感謝できる」文化ができた

岐阜県可児市に本社を構える株式会社ファミリーカーショップ様。登録済未使用車販売専門店として、岐阜県で最大級の専門店を展開されています。

経営理念には、「家族のような絆でつながる組織であり、お客様や社会からなくてはならない企業であり続ける」ことを掲げています。

日報業務一つにしても、そこに「感情」があらわれるようにと工夫されていますが、その背景や取り組みについて、代表取締役 吉田 正様、総務部人財開発課の高井様にお話を伺いました。

会社名:株式会社ファミリーカーショップ
従業員規模:101名〜300名
事業内容:自動車販売・車検整備・鈑金整備・自動車保険事業
会社HP:http://familycar.jp/

課題に感じていたこと

従業員の「感情」のやりとりをもっと促進したかった

※左から、総務部人財開発課 高井様、代表取締役社長 吉田様

〜TUNAG導入前に、課題に感じていたことや「こうしたい」と思っていたことがあれば伺えますでしょうか〜

代表取締役社長 吉田正様(以下敬称略):以前から日報を運用していたのですが、ただ業務を報告するのではなく、「今日1日の仕事を通じて感じたこと」など、“感情の部分”を書きましょう。というルールを設けていました。

ですが、まだそれが浸透しきっていないこと、書かれたことに対する“感情のやりとり”があまり生み出せていなかったことがあり、もっと日報を通してコミュニケーションを活性化させていきたいと思っていました。

〜それまではどのように日報を運用されていたのでしょうか?〜

吉田:昔からあるSNSサービスを使っていましたが、リアクションは「いいね!」くらいしか取れず、情報が流れていってしまっていましたね。誰が提出していないのかも把握しきれていなかったです。

〜そうなんですね。そもそも、日報において、なぜ「感情のやりとりを行いたい」と思われているのでしょうか?〜

吉田:弊社の若い世代の方は、すごく正直に自分の気持ちを表現するんです。「今日はとてもうまくいって嬉しかった」ですとか。もっとその感情を伝え合うこと、一緒に働く人の感情を知れるようにすることで、次の日からもっと仕事がうまく進むようになるのではないかと思っています。

従業員の離職に対して対策が必要だった

高井様(以下敬称略):TUNAGを探していた時期というのが、ちょうど従業員の離職について対策を取らなければならないと課題に感じていた時期なんです。

私が所属している人財開発課の目標として掲げていたくらいで。常に定着につながるような取り組みができないかなとアンテナを立てていました。

TUNAGを導入した理由

日報だけでなく、サンキューレターなど他の取り組みも取り入れられ、やり取りが広がりそうだった

〜TUNAGを導入しようと思われた理由や、どのように選定したかを伺えますでしょうか〜

吉田:日報を行うための色々なツールがあるので、無料お試しなどもしながら検討していたんですが、あまりしっくりこなかったんです。

今までより便利で、コメントができるという点以上に、もっと広がりを見せてくれそうなものを探していたのですが。

高井:その中で、御社の営業担当の方からお電話をいただき、「TUNAGは定着率向上のためにもできることがある」と話をされたんです。ちょうど離職や定着について考えていたところでしたので、もう少し詳しく聞いてみようと思い。

〜そこからTUNAGに決めた理由は何だったのでしょうか?〜

吉田:ただ日報を提出するというツールではなく、従業員同士のやりとりや、いろんな方向に広がりが見えるところが、他に無い魅力だと思いましたね。

営業担当の方が本気で会社を良くしたいと思ってくれていた

〜実際に弊社からの提案を伺って、他のサービスとの比較検討はされたのでしょうか?

吉田:最初はしっかり検討しようと思っていたんですが……、商談に来られた時の営業の方が非常に熱心に説明してくださって。ただ会社のことを調べてくるとかではなく、弊社のことを好きになってくれていたのが伝わったんです。

どうせなら本気で会社を良くしたいと思っている方にお願いしたいなと思ったのも大きな点です。

〜それは嬉しいです!実際は、幹部のみなさんで一度議論されたとのことだったのですが、反発などはなかったでしょうか?〜

吉田:そうですね、「前の方がいい」という意見ももちろん出ました。日報とは別に、弊社は「サンキューレター」という感謝を伝える取り組みを紙で運用していたのですが、ここをTUNAGに移行できるかも、という話をしたときは「全体に公開されるのは嫌だ」「本音が書けないんじゃないか」という声をもらいましたね。

ですが、「まずはやってみないと分からない」という意見もあったので、TUNAGで日報だけでなくサンキューレターもやってみることにしました。

「感情」が分かり、「明日」につながる日報運用

数字は書かれていなくて良い。働くひとの気持ちが分かる日報に

〜TUNAGでの日報運用について伺っていきたいのですが、日報に書く項目が少ないのが印象的です。あえてこの形を取られているのでしょうか?〜

吉田:数字は、正直資料などを見ればいつでも把握できるので、そこは重要ではありません。

日報では、「気持ちの移り変わり」や、「どういうことで喜ぶんだろうか」というその人自身のことを知りたいと思っているんです。もちろん数字をこまめに書いてくれる人もいますが。

※実際に投稿されている日報。内容はお見せできませんが、現場で働くみなさんの想いや熱意、苦労や悔しいことなどがそのまま書かれていることが多いです。

〜実際に拝見すると、想いや感じたこと、まさに「感情」がたくさん書かれていると感じました。どのようにしてこのような日報になったのでしょうか?〜

吉田:会社でも個人でも何でも、「目標設定」にはこだわっているんです。そこを重視しているからこそ、「今日はこうだった、明日はどうしようか」ということがしっかり出てくるように日報を運用しているからですかね。

日報をTUNAGで運用するようになって思ったのは、ネガティブな気持ちになる要素が無いことです。「ありがとう」ですとか「こんなことしてくれました」とかポジティブな要素が強いので。

TUNAGを見るとポジティブな気持ちになる状況ができているので、「あなたに関する投稿がありました」って通知がくると、急いでTUNAGを見ますよね(笑)

社長が伝えたいことは、「ベスト日報」でピックアップすることで伝える

〜そこから、「ベスト日報」としてピックアップされている取り組みもありますが、どのようなきっかけで始まったのでしょうか?〜

「ベスト日報」・・・毎日投稿される日報から、素敵な日報を社長や部長、総務部のメンバーが選んでいます。

吉田:現場の社員さんから改善提案を頂いたんです。「日報をしっかり書くようにしよう」という目的と、ちゃんとそれを「社長もちゃんと見ているよ」「いい日報だと褒められると嬉しいでしょ!」というような目的で始まりました。

実際ピックアップもさせてもらっているんですが、「この一文の表現グッとくるな」とか、「この子は本気で書いているな」とか「いつもより頑張って書いたんだな」とかそういった点で選んでいます。

※BEST日報の投稿の一部です。どういったところが良かったのかを伝えながら、会社として大事にしたい価値観や求める行動についてメッセージを伝えています。

〜見ているポイントは、成果そのものより、行動や本人の考え、想いを見ていらっしゃるということですか?〜

吉田:そうですね。「ベスト日報」は、自分が今考えていることを間接的に伝える良い取り組みだと思っていて。

自分が考えていること・言いたいことが、誰かの日報で書かれていることとリンクしていると、“その人の言葉”に、”自分の言いたいこと”をのせて伝えられるんです。

〜それはすごく良いですね!社長の考えが自然に伝えられるように思います。もはや日報は業務報告ツールとして使われていないですよね……。〜

吉田:そうですね、書いてる個人の「気持ちのバロメーター」を見ていますね。日報見たら元気が無いかどうかすぐ分かります。「今日はいいことがあったんだな」と思えるものや、絵文字や記号の使い方だけでも分かってきますね。

〜そういった感情が分かる時に、対策をとったりすることはあるのでしょうか?〜

吉田:弊社はそういった対策はすごく多く行っています。ちょっと落ち込んでいる日報があったら、翌日に先輩や違う店舗からの声がけやケアがすごくなされていて。私も気になって声をかけたら「もうみなさんに心配してもらったので大丈夫です」って言われるくらいです(笑)

高井:逆に、日報がなかったらと思うと怖いです。日報のおかげで、みなさんの状況が分かっているので。

良い行動を称賛する「サンクレカ」の運用で、カード数がこれまでの1.6倍に

〜さらに、従業員同士で良い行動を称賛する「サンクレカ」の取り組みがありますが、元々紙で行われていたサンキューレターから移行したんですよね?〜

サンクレカとは・・・クレドに沿った行動をした仲間にメッセージを贈る制度です。

高井:紙の運用をTUNAGに移行しただけですので、ルールは変えていませんが、みなさんの良い行動が全体に公開されるようになったので、これまで見えなかった活躍を知ることができるようになりました。この違いは大きいですね。

実際、手紙から変えたことで、1年で5,000通くらいあったサンキューレターが、TUNAGで年間8,000回は超えています。1年で1通も出していなかった人がTUNAGで届けるようになったりですとか、やりとりの数は1.6倍になっています。

TUNAG導入後の効果

従業員の成長や努力が見える

〜今までのお話に少しかぶる部分はあるのですが、TUNAGを導入して感じた効果を伺えますでしょうか〜

吉田:現場のみなさんの成長がわかりやすく見えるようになりましたね。後輩が書いた日報に、先輩がどうコメントしているのかとか、「お、いい声がけしているな」という発見があったりとか。

先輩自身の日報にも、見ている視野が広くなっていることや、いい感じに背伸びして頑張っているところとか、そこはすごく見えるようになりましたね。

称賛・感謝する文化ができ、社外にも広がる

高井:サンクレカの取り組みでいうと、感謝することや、他の人の活躍を称賛するということが「当たり前である」という状態になり、浸透したなと感じています。

それが、当たり前になることで、社内だけでなく、友人や家族、当然お客様にも当たり前に行うようになっているんですよね。

吉田:当たり前の気遣いや、当たり前の声がけができることが積み上がり、人間形成につながっていると思います。社内でその当たり前の基準が統一されてくると、みんな心地よく接することができますし、リスペクトし合えます。

みんなが心地よくて、軽くハイな状態になっているのって、エンゲージメントが高まっている状態ともいえますよね。お互いのつながりをもっと強していけるのではないかと感じています。

今後考えていること

従業員が増えても、「家族のような絆で繋がる組織」であり続けたい

〜今後、どのような会社にしていきたいと考えているでしょうか。TUNAGの活用についても伺えますか?〜

吉田:従業員がどれだけ増えても、経営理念でもある「家族のような絆で繋がる組織」という今の風土をずっと保ち続けたいですね。むしろもっと強くしていきたい。

ITの力で便利にし、効率化できるところを進めながら、アナログの部分にも力を入れて、より進めていきたいと思います。

実際、TUNAGがうまく活用されている理由は、運用を担当する高井がすごく愛情を注いでくれているからだと思うんですよ。ただツールを使うのではなく、どうやったらうまくいくかを考えていて。それをTUNAGの担当の方が同じ気持ちで考えてくれている。

高井:そうですね、TUNAGのご担当の方は、みなさんまるで同じ社員かのように考えてくださっていて。最近では「今年のスローガンを決めましょう」と提案してくれたんですが、私の想いも含めて一緒に考えてくれています。

運用していくことが私自身もとても楽しいので、一緒に盛り上げていきたいと思います。

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