エンゲージメント経営プラットフォーム【ツナグ|TUNAG】

八百屋ベンチャーが挑む、コミュニケーションの活性化とIT化
「八百屋を日本一かっこいい仕事にしたい」

「八百屋を、日本一かっこよく。」そんなビジョンを掲げ、2010年に創業した八百屋のベンチャー、八百鮮様。大阪に5店舗、名古屋に1店舗、いずれも商店街に店を構えています。

会社の中核を担うのは、20代〜30代の若手社員。若い力と古き良き商店街を融合させ、シャッター通り化する商店街に活気を与えようと日々奮闘されています。

TUNAGの活用についてお話を伺った代表取締役社長の市原敬久様と副社長の岩崎譲様(以下、敬称略)は、大学時代の先輩と後輩の仲。「大学のゼミ活動から生まれた」という八百鮮様は、会社の成長に伴い、コミュニケーション上の課題を抱えていたと言います。

八百鮮様ではTUNAGをどのように活用し、課題解決に取り組んでいるのでしょうか。

TUNAG導入の背景

従業員数が増えて「想い」の共有が難しくなった

※代表取締役社長 市原敬久様

〜八百鮮様がTUNAGの導入を検討された背景には、どんな課題があったのでしょうか〜

市原:TUNAGの導入を検討した理由は2つありました。1つは、社内コミュニケーションと情報の共有がうまくいかなくなっていたこと、もう1つは、社内をIT化したかったことです。

私が思う理想の会社というのは、従業員が笑顔であること、感動をみんなで分かち合えること。従業員の働く顔が一番好きなんです。そうした理想を叶えるためには会社として利益を上げることが重要ですし、従業員同士のチームワークも必要です。

そうした理想を掲げる一方で、会社の規模が大きくなるにつれて意思伝達が難しくなってきたことを感じていました。私自身は社員数60人を超えた辺りから限界を感じ始めていましたが、幹部が優秀なために100人まではやってこられたんです。しかし、100人を超えてから、会社の想いがまったく伝わっていないのではないかと感じるようになりました。

中でも一番の悩みは情報の共有でした。会社で決断したことが従業員にきちんと行き渡ることと、従業員が発したメッセージが幹部など上にまで届くこと。誰もが情報を拾えて、誰もが発信できる、「ささやけば響く組織」にしたいという気持ちがありました。

私は2年前からSNSで情報を発信していて、そこで社長としての想いなどを発信しています。それを見た従業員にはこちらの考えが伝わっていましたが、私の個人的なSNSを見るよう社員に強制することはできません。

そういった事情から、社内に向けてメッセージを発信できるツールはないかと思っていたところTUNAGに出会ったんです。

「かっこいい八百屋」を実現するためIT化を推進したい

市原:TUNAG導入のきっかけになったもう1つの理由が社内のIT化です。情報の伝達を口頭で行うと相手に湾曲して伝わってしまうので、弊社ではこれを防ぐために、社内掲示板を使って文書を掲示していました。シフトやお店の定休日のお知らせもカレンダーを貼り出して共有いたんです。ここのペーパーレス化を実現したいと思いました。

八百鮮のビジョンは「八百屋を、日本一かっこよく」。新しい八百屋の形態として最先端のツールを導入することも、商店街にありながらITを駆使して情報を伝達するというギャップも、かっこよさを追求するための一つの手段です。

〜情報共有とコミュニケーションのツールを探していたんですね〜

市原:TUNAGを導入する前は、従業員がプライベートで使っているSNSで情報共有していたこともありました。

お店を回って「すてきな接客をしている」「うまい売り場作りをしている」「いいPOPを書いている」といったシーンを見つけたら画像を撮ってSNSにアップするんですが、プライベートで使っているものを業務で使いたくない人もいて、情報格差が生まれていたんです。

〜新型コロナウイルスが御社のコミュニケーションに与えた影響はありましたか?〜

岩崎:日本でも新型コロナウイルスが広がり始めて、初めて緊急事態宣言が発令された当時はまだ、TUNAGを導入していませんでした。緊急事態宣言に伴う会社の対応などは掲示板に紙文書を貼りだして知らせるしかなかったんです。

その後、TUNAGを導入して社内全員の登録が済み、いよいよ運用開始のタイミングで2回目の緊急事態宣言が出されました。宣言中の対応をどうするか、今度は紙ベースでなく、TUNAGで発信することができました。

大切な情報がTUNAGで共有されているからということでみんなが見るようになり、いっきにツールの使用頻度が上がりましたね。

※実際の制度一覧「店長メッセージ」と「従業イッター」です。TUNAGでは制度の投稿画面で画像の投稿ができます。八百鮮様では現場からの発信でも画像が多く添付されているため、TUNAG上でカジュアルなコミュニケーションが多く醸成されております。

TUNAGの運用方法

新入社員を中心とした広報隊が活躍、TUNAG活用を活性化

〜TUNAG運用に当たっては誰が中心となって動いていますか?〜

岩崎:社長がメンバーを選定して、従業員5名からなる広報隊を作りました。まず上層部の人たちから積極的に使うようにして、それから「大事な情報が共有されているからみんな使ってほしい」ということをパートさんたちにも呼びかけるようにしたんです。

市原:広報隊に選んだ従業員の多くは新入社員です。プライベートでこまめにSNSを使っている人を選んで、入社後の最初の役割として社内広報の仕事を与えました。

各店舗に1人ずつ広報隊のメンバーを置いて、TUNAGアプリのダウンロードなどわからないことがあったら広報隊メンバーに聞いてもらって浸透を図ったんです。

たとえば、誕生日の社員に対して動画でおめでとうメッセージを作って投稿したり、それにコメントをつけたりするなど、広報隊のメンバーが積極的に情報発信することで、TUNAGの活用が活性化しましたね。

併走してくれるサポート担当がいるからブラッシュアップしていける

〜ツールを活用するに当たって、弊社のサポート体制はいかがでしたでしょうか〜

市原:TUNAGのサポート担当の方には細かな対応をしてもらえました。特に、制度設計の部分ですね。導入当初はいろいろと制度を立ち上げたんですが、運用していく中で機能しているもの・していないものが明らかになったので、機能していないものを削除してシンプルにしました。

実際に運用している横で併走してもらえるので、月に一度使い方をブラッシュアップしていけるの助かりました。

TUNAGを活用するためのアイデア出しもいろいろとしていただきました。制度や機能のネーミングセンスが素晴らしく、社長メッセージを「ボスイッター」と命名するなど、従業員にとってとっつきやすい雰囲気が出たと思います。

※実際の制度一覧社長メッセージの「ボスイッター」の投稿画面です。社長が思っていることや考えていることが多く配信されるため、現場の従業員様も会社や社長の考えをタイムリーに把握することができます。

TUNAGの効果について

「TUNAGで横のつながりができた」店舗型ビジネスをスムーズに

〜TUNAGをご導入いただいた後に感じられた効果などございますでしょうか〜

岩崎:TUNAGを導入して、店舗間の横のつながりができたのがよかったです。従業員数が増えたことで横のつながりが希薄になってしまい、どの店舗でどんな商品が売られているか、共有する方法がなかったんです。

店舗型ビジネスなので、他店舗でどんな商品を扱っているか、何をしているか知りたいという声はあったんですが、プライベートで使っているSNSでグループを作って情報共有しようとすると手間がかかったり、そもそも業務用にSNSを使いたくないという人がいて、うまくいきませんでした。そこがTUNAGによって解決できたのはよかったですね。

また、情報に対して社員やパート関係なく公平にアクセスできるようになりました。これまで上層部の人だけが見ていた情報が、社員も見られる、パートも見られるというフラットな状態になったんです。結果的に従業員同士のコミュニケーションも増えたように思いますね。

市原:戦隊もののヒーローの格好をしてゴミ拾いなどのボランティア活動をしている社員がいて、TUNAGのアイコンにもヒーローの格好で撮った写真を使っているんです。

そうすると、従業員同士が初めて会ったとき、「あのヒーローの人ですね!」というふうに会話が生まれるんです。TUNAGへの投稿をきっかけとして、初対面の従業員とも堅苦しくなく打ち解けられるようになっていますね。

内定者にもTUNAGで情報共有。入社前と入社後のギャップがなくなる

岩崎:もう1つ、内定者へのよい影響もあります。

弊社では内定が出た時点でTUNAGに登録してもらうので、入社する前から会社のことを知ることができます。先輩たちの姿や会社の風景が見られる、自分の働き方がイメージできる。そうすると、違和感なく入社していただけます。

本来なら内定者へのケアとして会社から情報発信してかなければならないところ、TUNAGに登録してもらうことで情報を知ってもらうことができますね。

※実際の制度一覧「今日の俺の店舗」の投稿画面です。八百鮮様では店舗日報を出して頂いているため、他の店舗の取り組みや社員のことを把握することができます。

今後TUNAGで実現したいこと

動画マニュアルを共有してTUNAGにナレッジを蓄積したい

〜今後TUNAGで実現していきたいことは何でしょうか?〜

市原:情報過多にならないよう、制度はあまり増やさないようにしたいと思っています。

一方で、今後はTUNAGにナレッジを蓄積していきたいですね。たとえば、魚のさばき方や、季節商品の接客が上手な社員のノウハウを動画にするんです。魚のさばき方講座やPOPの書き方などを動画で蓄積した動画資料館を作って、社内YouTubeのように使えるとおもしろいですね。

岩崎:今社長が言ったようなノウハウ動画の共有については、従業員からも要望が上がっています。現状、魚のさばき方などは現場ベースで教えているので、ふとしたときに動画で復習できるようTUNAGでマニュアル動画を共有できるといいですね。

若い社員ほどそう思っているので、今後の取り組みとしてやっていけたら非常にいいなと思います。

〜市原様、岩崎様、本日はお話いただきありがとうございました!〜