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社内通貨を最大限活用:スタッフの隠れた努力を可視化して、コミュニケーションを活性化した株式会社Welloopの取り組み

株式会社Welloop TUNAG導入事例

愛知県で「訪問看護リハビリテーション みなとも」「リハビリ専門デイサービス みなとも」などを運営する株式会社Welloop様。課を超えたスタッフ間の横のつながりが弱いことや、コミュニケーション不足に課題を感じていました。また、スタッフの活躍が埋もれ、孤独感につながりやすいことにも危機感を抱き、TUNAGを導入しました。

同社ではTUNAGを導入後、社内通貨を運用し、コミュニケーションの活性化に取り組んでいます。実際にTUNAGをどう活用しているのか、通所介護課 理学療法士 係長の鬼頭峻様にお話を伺いました。

導入前に課題に感じていたこと

スタッフ間の横のつながりが弱く、それぞれの活躍が見えずにいた

〜TUNAG導入前に感じていた課題についてお聞かせください〜

鬼頭:課題として、スタッフ間の横のつながりの弱さを感じていました。訪問看護があったり、通所介護があったり、結構細かく課が分かれていて、課を超えたコミュニケーションが少なかったんです。

コロナ禍で直行直帰の仕組みが始まって、訪問看護のスタッフが事業所に寄ることが少なくなってしまって、他の課のスタッフと差ができていることも悩みでした。たまに訪問看護のスタッフが事業所に寄るタイミングがあるんですけど、「本当にもう誰にも会わないんだよね」「知らないスタッフもいる」「あの人が新しく入ったスタッフさん?」とか、そういった会話が交わされるほど孤独な状態に置かれていました。

TUNAG導入以前からグループウェアとかチャットツールは使っていたんですが、電子カルテとか、メッセージをやり取りするとかグループでトークするっていうだけのものだったので、業務の枠を超えたコミュニケーションはほとんど取れていなかったですね。

もう1つ、スタッフがバラバラに働いていると、1人ひとりの活躍が埋もれてしまって。すごく頑張ってくれているのにその活躍が見えないので、「自分はこんなにやってるのに…」という思いや、孤独感につながっていたんです。

スタッフ間の横のつながりが弱く、それぞれの活躍が見えずにいた(株式会社Welloop)|TUNAG導入事例

※鬼頭峻様(通所介護課 理学療法士 係長)

TUNAG導入のきっかけ

社内通貨の導入を検討し、自由度の高いTUNAGを選定

〜今回、どういったきっかけでTUNAGを導入されたのでしょうか〜

鬼頭:スタッフ同士の横のつながりをどうにかしようっていうプロジェクトを立ち上げて、課題解決のために何かないかと探していたんです。そこに石川社長がTUNAGの話を持ってきました。

導入の一番大きな決め手になったのは、リワード(社内通貨)ですね。プロジェクトの中では社内通貨を導入するっていうのが大きな目玉だったんで、そこを重視しました。

実際に導入しようかとなったとき、あらためて、TUNAGはこっちのやり方ひとつでいろんなものを作り出せる、自由度の高いツールだと思いました。しかもそこにリワードを組み合わせることができるので、すごくおもしろいと感じましたね。

社内通貨の導入を検討し、自由度の高いTUNAGを選定(株式会社Welloop)|TUNAG導入事例

TUNAGを活用した取り組みについて

社内コミュニケーションを促す社内通貨「みなぽ」

〜TUNAGを活用してどんな取り組みをしているか、お聞かせください〜

鬼頭:業務上のコミュニケーションはグループウェアでやっているので、TUNAGは業務に直接関係のない部分のコミュニケーションを取る媒体として活用しています。たとえば、患者さんに対しての情報共有はグループウェアで、それ以外の一般業務や雑務の部分はTUNAGで共有するイメージです。

株式会社Welloopの実際のTUNAG画面_1

※株式会社Welloop様の実際のTUNAG画面です。サンクスカード、全職員へのお知らせ、課内での共有などをTUNAG上で運用しています。

〜TUNAG上で、社内通貨「みなぽ」も運用していますね〜

鬼頭:事業所名の「みなとも」にちなんで、「みなぽ」という社内通貨を運用しています。雇用形態に関係なく、全員に毎月1,000ポイントが支給されます。

もっと活用したい場合は、TUNAG上で情報共有や意見の吸い上げ、コミュニケーションなどの取り組みをすれば貯まります。スタッフ・ご利用者様・会社にとって「やってほしいこと」「やったほうがいいこと」をすると貯まる仕組みです。別に増やせなくていいよって人は、毎月の1,000ポイントを使わずに貯めておいて、現金化してもいいようになっています。

サンクスカードのやり取りでも貯まるので、この間はやり取りを盛り上げるためにポイント2倍週間を作りました。そうしたら、もともと1ヶ月に8回とかやり取りが少なかった課で、やり取りが1ヶ月で35回に増えましたね。

商品とQRコードを連携してポイント交換をスムーズに

〜貯まったポイントは、現金化以外だと皆さんどのように利用されていますか?〜

鬼頭:飲食でのポイント交換が多いですね。お昼ご飯を食べる場所に、自販機やお菓子、レトルトカレーが置いてあって、貯まったポイントと交換できます。商品の近くのQRコードを読み取るとすぐにポイント交換できるようにしていて、QRコードがあるから日常的に利用されやすいのではないかなと思っています。

自販機は以前は無料だったんですけど、事業所に来る人はいくらでも使えて、けど直行直帰の人はわざわざジュースのために帰ってくるのも面倒で、不公平になっちゃうんですよね。自販機をポイント引き換えにしたことで、みんな本当に必要なタイミングしか使わなくなりましたし、ある種公平にできたかなって思います。

ちょっと変わったところだと、靴下も置いてありますね。訪問看護のスタッフが患者さんの家に上がるので、靴下が汚れてしまったときに事業所で替えられるようにしています。

株式会社Welloop様がTUNAGで運用中の社内通貨「みなぽ」

※株式会社Welloop様で、社内通貨「みなぽ」とポイント交換ができる実際の商品です。QRコードを読み取ると、TUNAG上でポイント交換できるように工夫されています。

〜その他に、Welloop様ならでは、業界ならではの使い道などもあるのでしょうか?〜

鬼頭:ヘルスケアですね。スタッフには理学療法士など専門知識を持った人がいるので、他のスタッフの健康のために健康体操を企画して講師をやるんです。講師側はポイントをもらえるような仕組みにしておいて、参加する人はポイントを消費する。いくら消費するかの設定は講師の自由で。使われ始めたらおもしろい仕組みになると思います。

あと、勉強会でもポイントがもらえるようにしてます。僕らの医療の業界って上司が部下に勉強会を開くとかが当たり前なんですね。そうやってスキルアップしたとしたら会社の利益にも上がってくるんだから、それも還元されるべきだなと思って、勉強会の講師の人には多めにポイントが付与されて、参加した人もポイントがもらえるようにしてます。

株式会社Welloopの実際のTUNAG画面_2

※株式会社Wellooop様の実際のTUNAG画面です。TUNAG上でポイント消費の手続きができたり、ヘルスケアの企画や勉強会を実施してTUNAG上で報告することで、ポイントが貯まる仕組みになっています。

TUNAGの運用について

「やらないといけない?」の声には、ビジョンを示して必要性を説く

鬼頭:現在、TUNAGの運用は僕がほぼ1人でやってます。新しい制度やポイント変動が絡んでくると石川社長に一度確認してから実行してますね。

TUNAGを使っているのは、パート、正社員、時短正社員の全員です。必読通知の投稿は必ず見ることと、自分の業務に支障をきたさないっていうルールさえ守れば、利用の仕方は自由です。皆さん、基本はスマートフォンからアクセスしていますが、訪問看護に出ている専門職者は会社支給のiPadがあったりするので、そこでも情報共有をしています。

〜TUNAG導入にあたって苦労されたり、工夫された点はありますか?〜

鬼頭:スタッフからは、TUNAGの導入やサンクスカードについて、「やらないといけないことなの?」みたいな意見も結構ありました。そういう声に対しては、「会社としてこうなっていくといいよね」っていう未来のビジョンとして説明しています。

あと、TUNAGは社内通貨の自由度が高いので、教育の取り組みが弱いと思ったら勉強会に参加してもらえるポイントを上げるとか、調整ができるんです。調整の加減はこれからまだまだ考えなければいけないんですけど、どんな品物を入れたらいいかなとか、どんな仕組みにすればみんな使ってくれるかなとか、変な話、小さな商店を開いているような感覚に近くて。しんどいけど楽しいっていう感じですね。

TUNAGの担当の方にいろいろ質問すると的確に返答してもらえますし、それだけでなく、質問の背景を鑑みてさらに別の返事がいただけたりとか。本質的な部分を引き出して、状況に応じてサポートしてもらえています。

TUNAGの効果について

課を超えたサンクスカードのやり取りが生まれた

〜実際にTUNAGを活用してみて、どんな効果が感じられましたか?〜

鬼頭:一番の目玉であるサンクスカードのやり取りはしっかり行われていますね。最近すごく感動したのが、訪問看護課からデイサービスの通所介護課にサンクスカードのやり取りがあって。TUNAGを通してお互いが両者を気にかけるようになったきっかけが作れたというのは、大きいのかなと思いました。課を超えたコミュニケーションが一番やりたかったことなので、「やってよかったな」と身にしみて感じましたね。

今後の課題は、課によってサンクスカードの利用率が違うことや、いかに多くの人を巻き込んで、TUNAGや社内通貨を使ってもらうかですね。もうちょっと自主的に使ってもらえる状況になるのが理想です。

これまで見えづらかったスタッフの頑張りが見えるようになった

これまで見えづらかったスタッフの頑張りが見えるようになった

鬼頭:最近、「OTETUDAI」という助け合いの制度を始めました。TUNAG上で「この雑務を手伝ってほしいです」っていう問いかけがあったら、手伝える人が手伝うっていう。今までは、優しい人がなんとなく拾って、なんとなく流れてて。「ありがとう」は多分あると思うんですけど、優しい人だけが大変な思いをしているという状況だったので、それを見えるようにしてポイントを付与するようにしました。今まで目に触れてこなかった頑張りが目に見えるようになったのは、いいなと思いますね。

スタッフの孤独感に関しては、今でも新しく入った人がほぼ直行直帰で、なかなかしゃべるタイミングがなかったりする部分はあります。ただ、そうしたときに「TUNAGのこの制度を使ってみてくださいね」と提案できるので、TUNAGがあるからこそ策が講じられると感じていますね。

組織の目指す姿

楽しく、やりがいを持って、主体的に働ける組織に

〜今後、Welloop様としてはどのような組織を作っていきたいとお考えですか?〜

鬼頭:横のつながりを作るプロジェクトが始まってからずっと話してるんですが、「スタッフが楽しく、やりがいを持って、かつ、主体的に働けるようにする」組織にしたいというのが1つの大きな柱ですね。

あとは、今まで見れていなかった「隠れてずっと努力している人たち」をちゃんと可視化すること。ものすごく頑張って業務をこなしている人がいるのに、その大変さが全然伝わらないし、コミュニケーションが取れなくて孤独感が強くなってしまう。それを救えるようにしたいですね。

これらを実現するためにTUNAGにはいろいろな制度を盛り込んでいて、自分で言うのも何ですけど、ものすごく良い取り組みもあるので、いかにそれを認知してもらって、使ってもらえるか。あとは、使っていく中で随時課題は出てくると思うので、そこに対しても新しい制度をすぐ作るとか、早いスピードで解決につなげていけるといいですね。

楽しく、やりがいを持って、主体的に働ける組織に 株式会社Welloop|TUNAG導入事例

〜鬼頭様、お話いただきありがとうございました!〜

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