エンゲージメント経営コンサルティング【ツナグ|TUNAG】

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エンゲージメントコラム

HRテックこそ、「体温が伝わる」エモーショナルな運用が求められる

 

人と組織が強い会社の深イイ仕掛け – エンゲージメントコンサルタント森山コラム

前回のコラムでは社内制度の活性化をする上でのポイントについて紹介しました。

TUNAGはエンゲージメント経営を高めるサービスとなりますが、「社内制度」 の継続的な利用データが蓄積されるところを強みとしています。

社内制度によって組織が活性化している状態は、強制的に組織を動かすだけでは実現しません。一時的な施策や診断であればある程度、強制力を持たせて組織に影響を与えることもできるとは思います。しかし、TUNAGがこだわっているのは、どこまでも『リアルの追求』です。

HRテックと耳にして、どのような印象を持ちますか?業務効率化、自動化、あらゆる指標のデータ化など、ITが持つ強みを最大限に活かすものとして運用するものというイメージがあるのではないでしょうか。

TUNAGでは、そのような強みを持ちながら、「体温が伝わる」ツールであることも大切にしています。今回は、TUNAGを運営する上で考える『リアルさ』、そしてそれらを追求する上で大切にしているサービス設計における考え方や工夫などを紹介していきます。

社内制度は、旧態依然の運用体制のまま変わっていない

リモートワークや副業OKな制度も、形だけになっていませんか?

社内制度を活性化する上で一番の問題点はこの部分です。働き方改革に関連する動きの中で、社内制度自体はその幅も、対象や目的も多岐に渡ってきています。時代の流れ的に、「多様な働き方」を推奨していますので、それに企業が対応していくとそうなっていきますよね。

これ自体は非常にいい流れだと思います。しかし『制度の表面的な見え方』は変わりましたが、運用体制は旧態依然の体制のままで変わっていないことが多々あります。

『社内制度は作ったものの、どのように告知をしていけばいいかわからない』
『せっかく新設した社内制度も、利用されていない』
『運用管理は総務が手集計をエクセルにまとめています』
『誰がいつ、どれくらい利用したのかまでは把握していない』

などなど。実際に企業にお話を伺うとこのような話がほとんどです。例えば、せっかくリモートワークを推奨しても、実態として「使いづらい」「監視がきつくなった」そのように思う方がいる場合もあります。

これだけテクノロジーが進化しているにも関わらず、社内に様々な用途でITツールの導入をしているにも関わらず……社内制度の運用については、まだまだアナログ運用が当たり前の状況です。

煩わしいことは、WEB化で解消するべき

また、これは実際の運用だけをとっても同様のことがいえます。サンクスカードを運用している企業の例をご紹介します。紙のカードにメッセージを書き総務に渡すという運用をしていました。月間でその数は数百枚もあるのですが、それらを手作業で一枚ずつ集計していたそうです。この業務に月間の半分くらいをかけていました。

お客様からは、「制度自体は続けたいが、運用の業務過多になり過ぎて制度を辞めようか悩んでいる」という相談をいただきました。

これは非常にもったいない例の代表です。せっかく目的を定めて始めた制度。しかも運用を軌道に乗せるのに数ヶ月以上の時間を費やしたにも関わらず、「運用コスト」だけで制度廃止を検討してしまう……。

誤解を恐れずに言うと、誰がやってもいいもの(人でもITツールでも)であれば、積極的にサービス導入を検討して、空いた時間を本当にやるべき運用改善に集中することが必要だと個人的には思っています。

TUNAGはITツールで完結させない

ITツールできっかけをつくり、リアルな会話を生み出す

ここで真逆の話に話題を変えます。

よくあるコミュニケーションツールでは、会話自体をツール内で完結しようとする思想のものが多いと思います。しかし、ツールで完結すればするほど、社内の空気は殺伐としていくこともあります。

コミュニケーションツールの間違った運用は、コミュニケーションをむしろ生みにくくするという悪循環を引き起こしてしまうのです。

TUNAGでは全く逆の思想でつくられています。『きっかけをつくる』ことに特化をして、想定としては最終的に『リアルな会話』に戻っていけるような思想でプロダクトも設計をしています。

感情を動かすためには、体温が伝わることが大事

ITのサービスはどこか無機質であったり、簡素であったりするイメージがあります。そして一般的には上記でも挙げている通り、それ自体で完結する効率や生産性を求められがちな面もあります。

そんな時代の主流とは逆行しますが、TUNAGは感情を動かすために、「体温が伝わる」ことが大事だと考えています。むしろITサービスだからこそ、体温が伝わらないと長く使い続けることはできないとも考えています。

この考え方のもとに作られているTUNAGでは、3つの軸を大事に企画しています。

1)『IT⇔リアル』の相互作用

代表的なものが、写真やエピソードをTUNAGにストックし、さらにリアルな話題に展開できる点です。

TUNAGを導入してくださっている多くの会社は、投稿されたサンクスカードをプリントアウトして会社に掲示したり、TUNAG内の写真やエピソードを社内報や周年の冊子に利用したり、表彰制度をポスターにしたりと、リアルと連動させて活用しています。

TUNAGには「社内制度」として投稿されますので、社内外で起こったリアルな出来事や取り組みがTUNAG上、つまりオンライン上に投稿されることになります。社内制度の利用がオンラインで発生してオンラインで終わるわけではなく、「リアル」で起こったことをオンラインにあげているということです。

これは、リアルからITへと流れをつくっています。ITの得意分野である情報の共有、ストック、管理、分析に対応し、リアルで行われるあらゆるできごとの受け皿となります。

このように、相互作用が生まれるように、リアルとIT間の最適な受け渡しタイミングを見極めて作られています。

2)コンセプトは『廊下で話すきっかけを創る』

二つ目は、そもそもTUNAGのコンセプト自体が、「社内の真ん中より下」くらいの意識の人が「廊下で話すきっかけを創る」というリアルを重視したコンセプトのもとに設計しています。

つまり、今までの通常のSNSにあるような意識高い発言の多い人をメインに据えていませんし、先述した通りツール内完結も全く目指していません。

その象徴的な部分が、これらの2点の仕様です。

・①『いいねボタン』の廃止
・②タイムラインは制度利用時の時系列

いいねボタンを廃止については以前に詳しく紹介しています。見えない心理的なプレッシャーを感じて欲しくない。気軽にTUNAGにログインして、会社のこと、仲間のことを知ることがリアルの活性化において重要だと考えているからです。その背景のもと、いいねボタンを廃止をしています。

そして、もう一つはコメントが書き込まれたスレッドがFacebookや社内SNSなどのように、タイムラインの最上部に更新されて上がってくることはありません。

これは、このTUNAG内でコメントをやり取りして活性化してもらうよりも、「廊下で話すきっかけを」というコンセプトに基づいて、廊下や何気ない瞬間にリアルでの会話を生み出したいと思った結果の設計です。

もし、TUNAGがツール完結型でかつ、ツール内でのコメント数などを重要指標に置いているのであれば、今のようなタイムラインの設計には決してなりません。

3)コトでなく人を起点にすること

これは私がTUNAG上でサンクスメッセージを利用したものです。最後は常に、ヒト→社内制度の序列を大事にしている設計という点です。

グループグループや業務系のツールの場合は、コトが先にくると思います。例えば、案件管理や売上報告など、コンテンツのメインとなるものはコトが先になります。TUNAGは社内制度のプラットフォームですが、コトにあたる社内制度を中心に据えてはいません。

理由は人と人との強い信頼関係構築を前提に考えているためです。コトにフォーカスしているとどうしても業務的になり、無機質なコンテンツが目に入るだけになりがちです。あくまでも人、その次にコトの序列を大事にしています。

リアルさを大事にしながら、エモーショナルなHRテックを追求する

今回はTUNAGで大事にしている『リアルさ』。そしてそれを実現するための考え方や設計について紹介させていただきました。

何度も繰り返しますが、TUNAGはWEBで完結するようなサービスではありません。『リアルさ』そして『温度感』を大事にしながらエモーショナルさを追求したサービスを目指しています。

この部分がなかなかHRテックという領域の中では伝わりにくさもあり、一緒くたに見えがちではあります。新しい価値観となる『リアルとITの両軸』であるこの分野をTUNAGは追求し続けていきたいと思います。

株式会社スタメン
執行役員カスタマーサクセス部長 森山裕平

▼社内制度の運用や、導入について無料でご相談いただけます

『TUNAG』は、「社内制度」を軸としたコミュニケーションを行うことで、会社と従業員、従業員同士の相互信頼関係を築き、エンゲージメントを高めるサービスです。
専任のコンサルタントが運用のための制度設計、運用、その後の改善までを一貫してご支援しています。

「サンクスカードや社内ポイント機能で称賛文化をつくりたい」など、具体的なお悩みがありましたら、無料でご相談いただけますので、お気軽にお問い合わせください。

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