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ミッションステートメント – 事例3選、作り方、意味を解説

ミッションステートメント - 事例を踏まえて、作り方や意味を解説 - TUNAG

ミッションステートメントとは?

ミッションステートメントとは、企業や従業員が大切にしている価値観や、社会において企業が果たす役割などを具体化したものをいいます。日本企業になじみ深い「社是」や「社訓」などと同じ意味を持ちます。

「ビジョンステートメント」との違い

ミッションステートメントと似た概念として、「ビジョンステートメント」が挙げられます。ビジョンステートメントとは、企業が事業を展開したり、サービスを提供した結果、社会や世界がどうなってほしいかを示すものです。これに対し、ミッションステートメントは、現在の価値観や判断基準を示すものです。つまり、ビジョンステートメントは「未来」、ミッションステートメントは「現在」という関係になります。

ミッションステートメントを定める目的

ミッションステートメントは、主に次のような目的で定められます。

意思決定基準を明確にする

「ミッションステートメント」という言葉を分解すると、「ミッション(mission)」は「使命」、「ステートメント(statement)」は「声明」となります。ミッションは定めるだけでなく、具体的な声明にして共有することが大切です。なぜなら、価値観や理念は曖昧なもので、人によって解釈に差が生じるからです。ミッションステートメントはミッションを実現するために、「何を基準に意思決定するか」を明確にする役割を果たします。

従業員が同じ方向を向くための共通言語を作る

人にはそれぞれの価値観があり、同じ「A」という事象が起こった場合の考え方や行動は異なります。個性はもちろん大切ですが、企業理念を実現するためには「A」という事象に対し、従業員が同じ方向を向いて行動をしていくことも重要です。こうしたシーンで、ミッションステートメントは従業員の「共通言語」として、同じ方向を向く手助けをします。

対外的なアピールにつながる

ミッションステートメントは、対外的な広報ツールにもなります。企業がどんな価値観を持って、どんな想いで事業を行っているかを目に見える形で発信することで、社会貢献性のアピールや企業イメージの向上につながります。株主や投資家に対しても、事業計画や目標をミッションステートメントとともに示すことで、納得感を得やすくします。

▼参照元:
Best Mission Statements: 12 Examples You Need to See|Fond
ミッションステートメント|BizHint
ミッションステートメントとは?重要性や作成方法を事例を踏まえて解説|Schoo for Business

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ミッションステートメントの事例3選

実際に企業ではどのようなミッションステートメントが定められているか、いくつか例をご紹介します。

トヨタ自動車

トヨタ自動車には、トヨタグループの創始者である豊田佐吉氏の考え方を現在に受け継いだ「豊田綱領」がまとめられています。その中で、次のようなミッションが定められています。

「わたしたちは、幸せを量産する。」
だから、ひとの幸せについて深く考える。
だから、より良いものをより安くつくる。
だから、1秒1円にこだわる。
だから、くふうと努力を惜しまない。
だから、常識と過去にとらわれない。
だから、この仕事はかぎりなくひろがっていく。

世の中に幸せを量産するためにどのような行動や考え方を取るべきか、わかりやすくシンプルに明示されています。

参照元:トヨタフィロソフィー|TOYOTA

パタゴニア

アウトドアウェア・ギアのメーカーであるパタゴニアでは、労働搾取や気候問題といった社会課題の解決と、自社の事業成長を実現との両側面を果たすため、企業の社会的責任を果たすと明示しています。

同社の公式サイトを見ると、「価値観と事業」の中で次のような項目を定めています。

・最高の製品を作る
・不必要な悪影響を最小限に抑える
・ビジネスを手段に自然を保護する
・従来のやり方にとらわれない

よい製品をつくるだけでなく、環境や社会に与える悪影響を抑えて自然を保護する。「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」という同社の企業理念を表したものといえます。

参照元:価値観と事業|パタゴニア

Amazon

Amazonでは、「地球上で最もお客様を大切にする企業になること」というミッションを掲げています。その中で、大切にしている考えは次の3つです。

・変わることのない「お客様を起点に考える」Amazonの精神
・It’s still Day One(毎日がはじまりの日)
・現状に満足することなく、常に今よりも上を目指す

Amazonでは、電子書籍「Kindoke」や音声認識サービス「Amazon Echo」、無人店舗「Amazon Go」など、これまでにない新しいサービスを次々と生みだし、顧客に提供しています。

その根底には、ミッションに忠実に、「お客様にとって何が価値となるか」を考えてプロダクト開発に生かす姿勢があるのです。

参照元:会社概要|Amazon

企業のミッションステートメントの作り方

ミッションステートメントは、例えば次のような手順で作ります。

1.プロジェクトチームを立ち上げる

ミッションステートメントの作成は、全社的に取り組むべきプロジェクトです。メンバーが特定の部署・立場に偏らないよう、さまざまな部署から異なる立場のメンバーを集めて、プロジェクトチームを立ち上げます。異なる意見を持つ人たちが集まることで、いろんな角度から自社を見つめ直すことができます。

2.ミッションステートメントの内容を考える

次の9つの観点から自由にアイデア出しを行います。

・顧客に対してどのような価値を提供するか
・製品やサービスを通じてどう社会貢献するか
・どんなマーケットに向けて価値を提供していくか
・どんな技術を用いるか
・企業理念を実現するためにどんな行動をするべきか
・自社の強みは何か
・成長性や健全性をどう維持するか
・パブリックイメージをどう作るか
・従業員をどう扱うか

ミッションステートメントは自社の社員に行動指針を示すものですが、対外的にどう受け止められるかという視点を持つことは大切です。顧客や株主、求職者など、さまざまな人に向けられたメッセージとなるよう、内容を検討していきましょう。

3.内容をまとめステートメント化する

十分にアイデアが出されたら、内容をまとめて言語化します。このとき、どんな言葉を選べば社員に共感を得られるか、対外的に自社の強みや特徴を発信できるか、考えましょう。できるだけシンプルでわかりやすい言葉を選ぶと、浸透しやすくなります。

▼参照元:
【基礎解説】ミッションステートメントとは? 効果的な作り方、メリット、企業活動|カオナビ
ミッションステートメント|BizHint
ミッションステートメントとは?重要性や作成方法を事例を踏まえて解説|Schoo for Business

個人のミッションステートメントとは?

人間の内面にある人格的な要素について著したビジネス書『7つの習慣 人格主義の回復』の著者であるスティーブン・R・コヴィー博士は、企業だけでなく個人にとっても、ミッションステートメントを策定することは有効だとしています。コヴィー博士は個人のミッションステートメントについて、「人生をどう生きるか」といった信念や憲法であると述べています。

参照元:『7つの習慣』ミッション・ステートメントを作成して自分の中心を明らかにする手順とポイント|HRドクター

個人のミッションステートメントの作り方

個人のミッションステートメントは、次のようなステップで作成します。

1.「過去」「現在」「未来」の自分について考える

まず、過去の自分を振り返ります。時系列にこだわらず、自分の記憶に残っている印象深いできごとを書き留めていきます。思いつくままにさまざまな記憶を書きだしたら、その中に共通するものがないか探してみましょう。こうすることで、自分の指向性が見えてきます。

次に、現在の自分を見つめます。たとえば、「仕事で成功したときにどう感じるか」「失敗したときにどう感じ、どう行動したか」「どんなときに感動するか」「好きな人と接するとき/苦手な人と接するとき、どう感じるか」など、自分自身の価値観や感情を引き出せる質問を設定し、1つずつ回答していくと、振り返りがしやすいでしょう。

最後に、未来の自分を想像します。自分がどんな人間になりたいか、どんな人と一緒に、どんな生活を送りたいか、実現したい夢は何かなど、できるだけ具体的に自分の「理想」を洗い出します。

2.「過去・現在・未来」の振り返りをもとに自分の役割を明確にする

人は仕事・家庭・社会などさまざまなかかわりの中で、複数の役割を担います。たとえば仕事では、上司、部下、取引先との関係などで自分の果たすべき役割があり、家庭では夫、妻、父、母、子どもなどの役割があります。

3.それぞれの役割におけるミッションを考える

「2」で明確にした自分の役割について、それぞれのミッションを考えます。このとき、「1」で洗い出した過去・現在・未来の自分が持つ価値観を意識します。自分が貢献したいことや、あるべき姿を基準とし、それぞれの役割で何を実現するかを考えていきます。

4.ミッションを明文化しステートメントを作成する

それぞれの役割におけるミッションがまとまったら、それを明文化しステートメントにしていきます。文章にする際は「What(何がしたいか)」「Why(なぜやりたいか)」「How(どのようにやるか)」を言葉にしていくことで、より具体的なミッションステートメントができあがります。

5.定期的に見直しを行う

人の人生は、その時々で変化していきます。就職したとき、転職したとき、結婚や出産など、ライフステージに変化が訪れれば自分が担う役割も変わっていきます。さまざまな人やモノ、コトとの出会いを経て、考え方や価値観が変わっていくこともあるでしょう。そのため、一度定めたミッションステートメントを定期的に見直すとよいでしょう。そうすることで、変化に応じて行動を変えていくことができます。

▼参照元:
『7つの習慣』ミッション・ステートメントを作成して自分の中心を明らかにする手順とポイント|HRドクター
ブレない自分をつくるための「ミッション・ステートメント」とは|BizMentor

ミッションステートメントの浸透を図るには

ミッションステートメントは、作って終わりではなく、社内に浸透させる必要があります。従業員1人ひとりが認識することで、ようやく1つの方向を向くことができるためです。

ミッションステートメントを浸透させるには、従業員が繰り返しミッションステートメントに触れられるようにすることがポイントです。

エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」は、ミッションステートメントの浸透を手助けします。経営層からの情報発信や従業員同士のコミュニケーションを行えるほか、日報や表彰制度、サンクスカードを送り合うなどさまざまな機能が活用できます。ミッションステートメントを体現するような行動を日報に書き込んでもらったり、そうした行動をした人にサンクスカードを送ったりするなど、さまざまな仕掛けでミッションステートメントの浸透を図ることができます。

▼こちらのページをご覧いただいた方には、以下のコラムもオススメです!▼

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