メンター・メンティー制度
コミュニケーション促進
メンター、メンティーとして指定された「先輩社員」に仕事のことや人間関係を相談できる制度です。直属の上司や同じチーム内ではなく、他部署など少し離れた部署にいる人を設定する点に特徴があります。
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期待できる効果
- 早期離職防止
- 従業員の育成
- 部署間のコミュニケーション活性化
運用のポイント
メンター・メンティーのマッチングは相性が重要
メンター・メンティーは、新入社員や若手社員にとって、業務とは離れたところで相談ができたり、気軽に話すことができる相手である必要があります。そもそものマッチングがうまくいっていないと、制度としてうまく機能しません。
普段からメンターメンティーとしてふさわしい従業員はいないか、タイプ別にどういう人が合うのか、人事部門がヒアリングしたりして情報収集しておきましょう。
具体的な運用フローを決めておく
メンター・メンティー制度は、メンター・メンティー役のみなさんも負荷がかかる業務になります。「あとはよろしく」と投げてしまわず、どういったことをしてもらいたいか、人事部門側はどんなことを支援できるのかなどを具体的に決め、事前に説明会などを行って支援していきましょう。
実施後の振り返りも忘れずに
ただやりました。というだけでなく、双方にとって有意義だったかどうかをヒアリングし、振り返りを行いましょう。
毎回同じメンター・メンティー役に依頼するのではなく、社内でも様々な人が経験することで、メンター・メンティー役の方も成長の機会となります。
そのような相乗効果も狙いながら、制度をブラッシュアップしていきましょう。
TUNAGでの制度運用例
- 制度の目的や実施フローを明確に決め、周知します。
- TUNAG上で、メンターメンティーとなる方が分かるよう、プロフィールに設定したり、グループを作成します。
- メンター・メンティーとの面談を実施したら、新入社員や若手社員が、面談等を通じて得た学びを投稿します。
【TUNAGでの運用ポイント】
- メンターとの面談の様子を写真に撮影して投稿することで、メンター制度をより社内に認知してもらいやすくなります。また、写真が複数あることで採用時などのアピールポイントとしても活用できます。
- メンター同士での悩み相談や情報交換にもTUNAGを活用することができます。メンター役をする方だけでグループを設定し、コミュニティを作ることができます。
- メンター制度の実施状況がデータとして蓄積されるため、毎年過去の実施状況などを振り返りながら改善することができます。
TUNAG運用事例・解説記事
- メンター制度とは何か。導入目的、社員の離職を防ぐポイントとは
- 社員の離職を防ぐ「リテンションマネジメント」の施策とは?〜青山学院山本教授インタビュー(前編)〜
- 社員の離職を防ぐ「リテンションマネジメント」の施策とは?〜青山学院山本教授インタビュー(後編)〜
この記事を書いた人

- 森山 裕平カスタマーサクセス部長
- 2018年1月に株式会社スタメンに入社し、2018年10月より執行役員カスタマーサクセス部長として、TUNAGの導入企業に対し、各社の抱える組織課題の解消を促すソリューション構築を担う。