褒める文化を創る!
ピアボーナスのメリットとデメリット、運用事例をご紹介
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ピアボーナス※とは
従業員同士が報酬を贈り合うことができる仕組みのこと
ピアボーナスは、「peer(仲間)」と「bonus(報酬)」が合わさった言葉で、従業員同士がお互いで報酬を贈り合うことができる仕組みのことをいいます。
日々の業務の中の行動や結果を、“従業員同士”で評価し、「報酬」を贈り合うことができるのが一番の特徴です。Googleが社員を評価する仕組みの一つとして導入していることから知られるようになりました。
ピアボーナス導入のメリット・デメリット
360度評価など、従業員同士で評価する制度は他にもあります。その中でピアボーナス制度はどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
メリット
1)チーム内でのコミュニケーションが活性化する
従業員同士で報酬を贈り合うことで、その贈った回数分コミュニケーションが増えます。報酬を贈るという観点から「他の従業員の良かったところ」「良い成果」などに対して贈られますので、コミュニケーションの内容もポジティブで良い循環を生むものとなります。
これまで生まれていなかったコミュニケーションが発生するきっかけとして、大きなメリットがあります。
2)社内の良いことが可視化される
報酬を贈る理由が可視化されるため、どんなことが良いことなのかが周りに伝わります。「周りから評価される人はこんな行いをしている人だ」ということが可視化されれば、その行いを他の従業員も参考にしやすくなり、組織の中で「良いこと」が積み重なっていきます。
3)職場の雰囲気・組織風土を改善する
ピアボーナスはお互いを称賛し合う仕組みですので、職場の雰囲気を明るくしたり、組織の風土を改善することに役立ちます。お互いを褒めるという文化ができると、承認欲求が満たされ、会社・仲間への愛着心が醸成されます。また、行動指針や経営理念を自然と浸透させるツールとしても活用できるのではないでしょうか。
デメリット
1)仕組みを導入するためのコストがかかる
ピアボーナスを運用するためにサービスを導入すると、そのためのコストがかかります。また、直接金銭を報酬としてやり取りする場合は、原資を用意しなければなりません。会社が負担するコストがある分、効果についてはしっかり判断する必要があります。
2)従業員に評価を任せるため、導入後の運用が必要
ある一定の従業員に報酬が集まってしまったり、縁の下の力持ちタイプの人にスポットライトが当たらないままだったり……ということは起こりえます。
仕組みを入れただけでは、うまく活用されるのか、社員が満足する制度となるかはわかりません。どのように使われるのか、一部から不満は出ないか、報酬の仕組みと使われ方のバランスなどをウォッチしておく必要があるでしょう。
ピアボーナスを運用できるツール
Unipos(ユニポス)
Finger81株式会社が提供しているサービスです。ピアボーナスの仕組みを簡単に活用することができ、株式会社メルカリなどが導入しています。メルカリでは、日々見落とされがちな行動指針に合う行動に対して、気軽に感謝の気持ちを伝えることを目的として活用されています。
※参考:贈りあえるピアボーナス(成果給)制度『mertip(メルチップ)』を導入しました。
HeyTaco!
こちらはslackを活用してタコスを贈り合うというピアボーナスサービスです。slackのツールを使って気軽にタコスを送り合い、獲得したタコスの数に応じて特典をもらうことができるというもので、現金を贈り合うというものではありません。会社ごとに自由に賞品や報酬を設定し、タコスの数に応じて交換することができます。
※参考:HeyTaco!
TUNAGでできるピアボーナスの仕組みと事例
『TUNAG』は、会社とメンバーのエンゲージメントを高めるための様々な社内制度の運用を行うことができるサービスです。従業員のコミュニケーションを促すサンクスカード、上司と部下で行う1on1MTG、会社からの情報共有(社長メッセージや広報・採用情報など)などに活用されていますが、ピアボーナス機能(リワード機能)も追加することができます。
TUNAGでピアボーナスを運用する上での特徴は、感謝を贈られる側だけにポイントが届くのではなく、贈る側にもポイントを設定できることです。良いことを見つけ出した側も称賛する仕組みにすることが可能です。
店舗間で見えない相手へポイントを贈り合う事例
フィットネスジムなどを運営している株式会社fan’s様では、ポイント制度を活用しています。
“サンクスメッセージ”を送ることでポイントが付与される仕組みだけでなく、自主トレーニングや研修でのスキルアップでもポイントをもらうことができるように設定しています。
ポイントが貯まった場合の使い道も、自由に設定することが可能です。具体的な活用方法は、以下の導入事例をご参考ください。
導入事例:「社内ポイント制度で、会社が自然に盛り上がりました」フィットネス業界で従業員とのエンゲージメントを高める取組みとは
チームごとでポイントを競う、チームビルディング型の取り組みも
TUNAGを導入しているある大手企業では、チーム内だけでなく部署を超えて全社で盛り上げていく施策として、チームでポイントをまとめ、チーム対抗戦のような形式でポイント獲得ランキングを行いました。
サンクスメッセージを送ってポイントを贈り合う制度、良い事例を共有すればポイントが獲得できる制度などをTUNAG内に用意します。
毎週チームごとのポイント合計を表示し、最終的に1位になったチームを表彰するなど、ピアボーナスを贈り合い、ポイントを獲得を促進する仕組みをTUNAGで運用することができます。
ピアボーナスだけでなく、社内全体の制度や取り組みをTUNAGで一元管理
TUNAGでは、社内の制度やあらゆる取り組みを一元管理することが可能です。
例えば、従業員のコミュニケーションを促すサンクスカード、上司と部下で行う1on1MTG、会社からの情報共有(社長メッセージや広報・採用情報など)など、会社とメンバーのエンゲージメントを高めるための様々な社内制度の運用を行うことができます。
申請や承認などのワークフローにも対応していますので、教育研修の参加申請、休暇申請等にも活用いただけます。
また、ツールの提供だけでなく、専門のコンサルティングスタッフが活用面をフルサポートすることも特徴の一つです。
「社内にいろいろな取り組みがあるけど、いつも形骸化してしまう」「福利厚生制度や研修制度の活用を促進したい」などのご要望にもお答えすることが可能です。
ピアボーナス検討時には、これまでの取り組みや社内制度の改善・見直しも一緒に行ってみませんか?
※本記事での「ピアボーナス」の使用には、商標権者Unipos(株)から使用許諾を得ています。
▼『TUNAG』について
『TUNAG』では、会社として伝えたい理念やメッセージを、「社内制度」という型として表現し、伝えていくことができます。
会社様ごとにカスタマイズでき、課題に合ったアクションを継続的に実行できるところに強みがあります。
「施策が長続きしない」「定着しない」というお悩みがございましたら、「現在のお取り組み」のご相談を無料で行っておりますので、お問い合わせください。